寒い日が続きますね!
先日、興味深い記事を読みました。
ロイター研究所が発表した『Journalism, Media, and Technology Trends and Predictions 2026』です。
AIの登場でユーザーの行動はどう変化するか
この記事では、メディアを取り巻く環境の大きな変化が示されていました。
・オンラインメディアに対する検索経由のトラフィックは、今後3年間で約40%減少
・特に影響を受けているのは「ライフスタイル」「旅行」「セレブ」関連コンテンツ
昨今のメディアは、
- 「〇〇ランキング10選」
- 「知らないと損する△△」
- ゴシップ、トレンド速報、炎上商法…
といった、一時的に注目を集めるコンテンツを作ってトラフィックを稼ぐ、いわゆる「バズり」頼みの運営モデルでした。
しかし今、検索結果画面を開くと、「AI Overview」(AIによる要約)が表示されるようになり、
「調べたらAIが答えを出してくれるから、サイトには行かない」
という行動が、当たり前になりつつあります。
つまり、「バズらせる広報」は、構造的に成立しにくくなってきているのです。
出版社が選んだのは「バズらなくてもいい」道
記事では、出版社の動きとして次のような変化が紹介されていました。
バズらなくてもいい、少人数でもいいから「濃いファン」「信頼してくれる読者」
こうした読者との直接的な関係を重視し、検索やSNSに過度に依存しない「サブスクリプション型」のモデルへ移行している
という内容です。
言い換えると、「どれだけ読まれたか」より「誰にどのように信頼されたか」を重視する流れでしょうか。
塾に当てはめて考えてみると
この話、塾にもそのまま当てはまると感じました。
大勢の入塾者が集まらなくてもいいから、「塾(先生)の理念に共感する人」を集める。
そのために、入塾前に塾の「考え方・教育観・指導スタンス」を届ける。
その結果として、ミスマッチが減り、クレームは減り、退塾率は下がり…
最終的には、「広告依存」から「口コミが自然に発生する状態」へ移行していくものだと思います。
「バズらせる広報」から「信頼を積み上げる広報」へ。
今回の記事を読んで、なんとなく肌で感じていた変化を、よりリアルに感じることができました。
「届けたい人に届く」を突き詰める。
結局のところ、行き着くのは「属性化」が大切!ということでしょうか。

↓以下はオマケです。
私が考える「広報の仕事」
私が広報の仕事で意識しているのは、「第三者の視点から、その塾の強みを言語化すること」です。
- この塾は、どんな生徒を大事にしているのか
- 先生はどんなことを頑張っているのか
- 得意分野は何か、どんな人に寄り添うのか…
数字や実績では伝わらない、その塾にあるストーリーを届けること。
それが広報の役割だと思っています。
「いい塾探しドットコム」の理念
『いい塾探しドットコム』のオープン当初から、大切にしている考えがあります。
それは、「塾を並べる場所」ではなく「塾の思想・物語・ノウハウが蓄積される場所」でありたい、ということ。
『いい塾探しドットコム』に来れば、
- 勉強の考え方がわかる
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そんなふうに思ってもらえるメディアを目指しています。


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