塾の広報=SNS、になっていませんか?
塾の広報というと、まずSNSを思い浮かべる人が多いと思います。
instagram、X、ブログ、YouTube……。
もちろんSNSは大切です。
実際、SNSがきっかけで塾を知るご家庭も増えています。
ただ、色々な塾のSNSを見ていると、あることに気づきます。
「投稿数が多い=広報が強い」わけではない。
むしろ、投稿数は多いのに問い合わせにつながっていないケースも、少なくありません。
よくあるパターン
SNSを頑張っているのに問い合わせが来ない塾
例えば、こんなケースです。
- 投稿は多い
- デザインもきれい
- 写真も整っている
それでも問い合わせにつながらない。
よく見ると、共通していることがあります。
「誰に向けた塾なのか」が見えない。
・どんな子に合う塾なのか?
・どんな家庭と相性がいいのか?
・この塾に通うと何が変わるのか?
そこが伝わっていないと、どれだけ投稿しても、保護者は判断できません。
結果として、「いい感じの投稿」だけが並ぶアカウントになってしまいます。
反対に、うまくいっている塾の共通点
一方で、問い合わせにつながっている塾を見ると、SNSの更新頻度よりも、ある共通点があります。
それは、
広報を「仕事」として扱っていること。
例えば、塾の中でこんなことが自然に行われています。
- 会議で広報が議題になっている
- 「今年の打ち出し」を全体で共有している
- ご家庭からの評価や、生徒の変化を言語化している
つまり、広報が「思いつきの発信」ではなく、塾の運営の一部になっているのです。
広報が強い塾の4つの特徴
現場を見ていると、広報がうまく機能している塾には、いくつか共通点があります。
① 自分の塾の強みを表す言葉を持っている
理念、教育観、指導方針、魅力。
それらが、先生の頭の中だけでなく、言葉として整理されている。
・うちは面倒見がいい
・自立学習を大切にしている
・勉強が苦手な子に強い
こうした強みが言語化されている塾は、自然と広報の軸もブレません。
② 生徒の成長をストーリーで語れる
広報が強い塾は、点数の結果だけでなく、
「この子がこう変わった」
という話ができます。
- 勉強に向かう姿勢が変わった
- 自分から質問するようになった
- 家で机に向かう習慣がついた
保護者が知りたいのは、テストの点数だけではなく、その過程です。
その変化をストーリーとして表現すれば、自然と魅力が伝わります。
③ 発信を「特別な仕事」にしていない
広報が強い塾は、発信を特別な仕事にしていません。
日常の中で、広報活動をしています。
例えば、
- 保護者面談
- 校舎掲示
- 口コミ
- 生徒との会話
これらはすべて、広報の一部です。
SNSだけが広報ではありません。
日常のコミュニケーションの積み重ねが、広報になります。
④ 「誰に来てほしいか」が明確
広報というと、
「たくさんの人に選ばれるための発信」
と思われがちですが、実際には少し違います。
広報とは、
合う家庭と出会うための発信
です。
どんなご家庭に来てほしいのか。
どんな生徒と一緒に学びたいのか。
それが明確な塾ほど、広報の言葉も自然と出てきます。
発信量も大事。
でも、それ以上に「設計」。
もちろん、発信量が多い方が良いのも事実です。
ただし、設計ができていない状態で量を増やしても、効果はあまり出ません。
広報というと、どうしても「宣伝」のイメージが強いかもしれません。
でも実際には、
塾の考え方や価値を、必要としている人に伝える行為
です。
SNSのテクニックより前に、
「この塾は何を大事にしているのか」
を言葉にすること。
広報が強い塾は、そこがとてもはっきりしています。

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